歴史と復興の物語を伝えるポーランドの首都

ワルシャワはポーランドの首都であり、国内最大の都市です。市内をヴィスワ川が流れ、歴史的な街並みと現代的な高層建築が共存しています。現在の美しい旧市街からは想像しにくいものの、第二次世界大戦によって市内の大部分が破壊されました。

ワルシャワは16世紀末にポーランドの首都となり、その後、中央ヨーロッパの重要な政治・文化都市として発展しました。しかし第二次世界大戦ではユダヤ人ゲットーが破壊され、さらに1944年のワルシャワ蜂起後には歴史地区を含む広い範囲が徹底的に破壊されました。

戦後、市民たちは残された資料や絵画、写真などを参考に歴史的な建物を再建しました。この大規模で綿密な復興は高く評価され、1980年にワルシャワ歴史地区がユネスコ世界遺産に登録されています。

見どころ

観光の中心となるのは旧市街です。カラフルな建物に囲まれた旧市街市場広場から歩くと、王宮広場とワルシャワ王宮、ジグムント3世の記念柱へ到着します。

王宮周辺から続く王の道には歴史的な宮殿や教会が並び、その先には広大なワジェンキ公園があります。美しい庭園の中には「水上宮殿」と呼ばれる優雅な宮殿もあります。

20世紀のワルシャワについて知るなら、ワルシャワ蜂起博物館が重要です。1944年にドイツ占領軍に対して行われた蜂起の歴史を詳しく紹介しています。

かつてのワルシャワ・ゲットーの地域には**ポーランド・ユダヤ人歴史博物館(POLIN)**があります。ポーランドにおける約1000年にわたるユダヤ人の歴史と文化を伝える博物館です。

現代のワルシャワを象徴する建物のひとつが文化科学宮殿です。1950年代に建設された巨大な建物の周囲には現在、近代的な高層ビルが次々と建てられています。

ベストシーズン

街歩きには気候が穏やかな晩春や初秋がおすすめです。夏は日が長く街も活気があります。冬は寒さが厳しくなりますが、ほかの季節とは異なるワルシャワの雰囲気を楽しめます。

乗り物

ポーランドの列車

[2016年8月]ワルシャワからグダニスクへ列車で移動しました。ワルシ…