【2012年3月】イタリアはピエモンテ、ランゲ地方で最初に立ち寄ったカンティーネ(ワイナリー)はSalvanoというところ。
まったく行き当たりばったりでした。
ドアベルを押して入ってみたら、土曜日はお休みとのこと。
「あら残念」と引き返そうとしたら、受付の人が、「オーナーが来てるから聞いてみるわ」と奥に行き、オーナーを連れて戻ってきました。
この辺が融通のきくイタリアらしいところ。
で、オーナーは「子供たちを迎えに行かなくてはならないので、10分だけなら」と案内してくれました。
輸出に力を入れているようで、特に今は中国が主要顧客。
「去年は中国に8回も行った」と話していました。
それから、白の一瓶を指差して、「ロンドンのレストランで、お客としてこれを注文したら、52ポンドもした。
うちは10ユーロで卸しているのに」ですって。
いつだったか、フランス人の知り合いも、英国ではフランスワインが高過ぎるので、英国にいるときには絶対、フランスのワインは飲まないと言っていました。
ワインの主要産地ではない英国では、世界各国のワインが飲めますが、こういう具合にぼったくりなのが問題なんですよねー。