【2012年10月】ミラノの高級ブランド街「黄金の四角形」からドゥオーモ脇のCorso Vittorio Emanuele 2 通りに戻ってくると、ほっとします。
こちらは庶民向けのショッピング街。
この通りがドゥオーモ広場に続いていて、ちょうどドゥオーモと並んだ辺りに有名デパートのリナシェンテがあります。
ここでは私達もお買い物をします。
そして最上階の喫茶店で軽食を取り、ベランダから目の前に迫るドゥオーモを眺めます。
リナシェンテはイタリア中にあるので、本店はどこかなと思って検索してみてびっくり。
1865年にミラノで創設された歴史のある百貨店なんですが、去年5月にタイのセントラル・リテールという企業に買収されたんですって。
こういうことってよくありますね。
英国のハロッズはエジプトのファイド家を経てカタール政府資本の傘下ですし、その並びのハーヴィー・ニコルズは香港の企業家のものです。
パリのギャラリー・ラファイエットやスペインのエル・コルテ・イングレスは創設者ファミリーが依然、実権を握っているようですけれど。