【2016年3月】ハムやチーズで有名なイタリアのパルマに行きました。
目的は食べ物だったのですが、せっかくだから少し町を歩きました。
この町には以前にも何回か来たことがあるのですが、今回、初めて大聖堂の中に入りました。
そして息をのみました。
内部が全部、フレスコ画で覆われていて、まるで正教の教会のようです。
後で調べてわかったのですが、この写真の、正面の祭壇の上にあるドームの絵はルネサンス期の有名な画家、コレッジョが描いた「聖母被昇天」だそうです。
アンテーラミという13世紀の彫刻家の作品もあります。
それから、地下聖堂も凝っていて素敵でした。
大聖堂本体に隣接して八角形の洗礼堂もあります。
たまたまこの日は、ここの聖職者の方々がテンプル騎士団の格好と思われる衣装を着ていました。
詳細はよくわからなかったのですが、高名なお坊さんが亡くなったのに関連して、バチカンから指示されたのだとのことでした。