【2018年3月】アルゼンチンのブエノスアイレス滞在も8日目になりました。
ガイドブックで「ミランダ」というレストランを見つけたので、行かないわけにはいきません。
滞在していたホテルがあるパレルモ地区にあるレストランですので、散歩がてら歩いていくことに。
おしゃれで雰囲気が良いという理由で選んだパレルモ地区でしたが、毎日、あちらこちら動いていたため、この辺りはまだゆっくり歩いていなかったのです。
前回ちらっと来た時に、東京なら青山、ロンドンならチェルシーと表現したのですが、それはちょっと買いかぶりすぎだったかもしれません。
確かに、おしゃれな一角はあるのですが、工業用地みたいなところも混在しているうえ、ブエノスアイレスの他の地域と同様、歩道の舗装が壊れているところがたくさん。
まだこれから、なのか、これがここの有り方なのか・・・。
もう一つ、注文としては、せっかくレストラン、バー、小売店が集まっている地域なので、地域がまとまって、店の紹介を兼ねた無料の小冊子でもつくって、ツーリストにアピールしたらどうか、と思いました。
例えば、日本の石垣島には地図付きの観光ガイドブックという冊子があり、とても役立ちましたし、イタリアのミラノのホテルには「SHOP」という冊子が置いてあって、主に英語、部分的には日本語、中国語、ロシア語で店の案内が載っています。
そんなことを考えながら、地図を頼りにやっと行き着いたミランダ・レストランも、パリージャ(ステーキハウス)。
モダンな内装で、木のテーブルが並んでいます。
その一つに着いたのですが、テーブルががたがたしていました。
それで、ウエイトレスに訴えたところ、「あら、テーブルがサンバを踊っていますねー」と言って、テーブルの脚の下に詰め物をして固定してくれました。
実に楽しい表現!
それから、別のウエイターは、二人席のテーブルに注文した料理が並び、所狭しとなったのを見て、機転を利かせ、赤ちゃん用の椅子を持ってきて、その上にワインなどを置きました。
夫が調べたネット情報によると、この国の平均所得は私達が住む英国をずっと下回りますが、ウエイター・ウエイトレスの所得水準は英国を上回るという話です。
英国と異なり、食文化が確立していて、こういった仕事がれっきとした職業と認められている証拠ですね。
ここで食べたのは、1キロの骨付き肉とサツマイモと野菜。
お皿からはみ出すほどの大きなお肉を二人で食べました。
美味しかったけれど、ちょっと固めでした。
意外と美味しくてはまりそうになったのが、サツマイモのフライ。
甘くてほっこりしていました。
大満足のこのランチ、全部で7300円程度とリーズナブルでした。