【2013年5月】ミュンヘンのレジデンツ宮殿では、この部屋もなかなかすごいです。
この宮殿を住処としたウィッテルスバッハ一族の肖像画が121枚も並んでいます。
友達にこの写真を見せたら「ベルサイユの鏡の間みたいだね」と言っていました。
この部屋は、婚姻関係を含めた一族のネットワークを利用して、後に神聖ローマ皇帝にまで上り詰めたカール・アルブレヒトが建てさせたのだそうです。
一族をずらっと並べて権威を示すあたり、彼の信念が如実に表されているなと思いました。
今も昔も、権力への鍵はコネですねー。
ところで、このレジデンツ、外観は「え、これ?」というほど、非常につまらないです。
でも入ってみる価値はあると思います。
フラッシュなしの写真撮影が許されているというのも大きな得点です。