【2015年1月】ホイアンは今回のベトナム旅行で一番、気に入った街で、世界遺産にもなっています。
その昔、漢字が使われていたころの表記は「会安」で、安心して人が集まれる町という意味だとか。
2世紀ごろからチャンパ王国の港町として栄えましたが、交易の町として花開いたのは15世紀からの400年間だそうです。
オランダ人やポルトガル人などがはるばるやってきましたが、一番活発だったのは日本人と中国人の商人だったそうです。
一時は日本人が1000人ほども住んでいたとガイドのハイさんが言っていました。
17世紀前半の日本が鎖国で、日本人は引上げたそうです。
中国人は今でも住んでいるようで、一緒に歩いているときにハイさんが大きな声で「この辺は中国人が多いですよ。
シルクだと言って売っているものも嘘かもしれないので気を付けてください」と言っていました。
日本語だったので他の人々にはわからなかったでしょうけれど。
幸い、ベトナム戦争の時にも破壊されることなく、黄色い古い家並みが良い感じです。
今は観光都市として栄えていて、心弾むお土産店やレストランが軒を連ねています。