【2016年12月】コロンビアのメデジンでの観光を終え、ホテルに戻ってきました。
メデジンでのホテルは、Park10 という名前。
結構、年季は入っていましたが、次の間付きの部屋で落ち着けました。
場所を確かめませんでしたが、市内の良いゾーンにあったのだと思います。
前の晩は、ガイドのマリアの指示に従って、ホテルの前の道の三本目を右に曲がり、さらに三本目を左に曲がったところにある公園を中心とした飲み屋街へ行ってみました。
ちょっと前まで世界一危険だった町ですから、かなり緊張していたのですが、どこにでもある若者が集う繁華街でした。
実際、このコロンビア旅行中、ガイドブックなどの忠告を鵜吞みにして、アクセサリーや時計を付けないでいたのです。
まあ、注意深いに越したことはないのですが。
さて、この日は大晦日。
午後5時半ぐらいに、友達の友達がホテルに迎えに来てくれました。
私の日本人の友達が20年近く前、メデジンでホームステイしていたところの人々です。
なので、私達は初対面だったのですが、最初からとてもフレンドリー。
市の東部にある自宅での大晦日パーティーに加えてもらいました。
おそらく中流家庭だったと思います。
小ぎれいなフラットで、家の主人がベランダでBBQをしてくれました。
肉だけでなく、パイナップルにウイスキーやシナモンをかけて焼いたものも、とても美味しかったです。
この家のカップルを中心に、その妹たちや両親が家に訪れただけでなく、ちょっと離れた親戚も、しばらくやってきては去るということが繰り返されました。
興が乗ってくると、みんなでサルサを踊りました。
奥さんのご両親であるかなり年配のカップルもダンスが上手。
そういう国民なのですね。
普通のコロンビア人と交流できて、本当にラッキーでした。
そういえば、数年前、ルーマニアのお宅でイースターを迎えたことがありましたっけ。
そうそう、この人たちと話していて面白いと思ったのは、メデジンの人たちは、ものすごく強い郷土愛を持っていて、特にボゴタに対抗意識を持っているのが分かったことです。
彼らに言わせると、ボゴタの人は冷たいのだそうです。
そういうわけで、アルゼンチンのバリローチェで迎えた2016年は、コロンビアのメデジンで幕を閉じたのでした。