【2015年9月】池の中の人口島に建っているドイツ、ザクセン地方のモーリッツブルク城は本当に見栄えがします。
池にその黄色の壁と赤の屋根が映る様子がおとぎ話の世界のようです。
ここは16世紀のザクセン公モーリッツは狩猟用のロッジとして簡素なものを建てたのが始まりで、18世紀に怪力があったアウグスト1世が豪華な城に建て替えさせたものです。
中は撮影禁止ですが、見どころは、鹿の角が山ほど飾られている食堂。
こんなにたくさん鹿の角を見たのは初めて。
世界的にも希少な角が集められているそうです。
客室などの壁は革製。
鳥の羽を染めて織った壁掛けもありました。
中に飾ってあった絵の一つが目に留まりました。
着飾った見物客がたくさんいる競技場のような所にたくさんの鹿を追い込んで、その中で鹿を打っている図です。
本当にこんなことをしていたのかどうかは定かではありませんけれど(説明書きがドイツ語だけで分かりませんでした)。