【2013年8月】「白鳥の湖」といえば、クラシック・バレエの代表的な演目ですが、マシュー・ボーンをはじめ、いろいろな人が独創的な作品を創っていますよね。
今回は”Swan Lake Reloaded“という題名のストリート・ダンス版を見ました。
これがなかなか凄かった!ストーリーの基本は「白鳥の湖」そのものなのですが、白鳥たちは薬に犯された売春婦、ロットバルトはポン引きという設定。
有名な「四羽の白鳥」の踊りもちゃんとあったし、黒鳥の見せ場の32回のフェッテの場面では、頭でくるくる回るアクロバットが披露されました。
音楽はチャイコフスキーの原曲に、ラップなどのポップスを混ぜてありました。
スウェーデンのフレドリック・ライドマンという人の創作で、ダンス・カンパニーを持っているわけではなく、プロジェクトごとにダンサーを集めているとのこと。
こういう作品を創れるって素晴らしいなあと、いたく感動し、普段買わないプログラムを購入したのでした。