【2023年7月】フランスのフォンテーヌブローで満足の行くランチを終えた後、先を急ぐカップルと分かれ、地元在住の友達と宮殿へ向かいました。
フォンテーヌブローは、ユネスコの世界遺産にもなっている宮殿で有名です。
王家の狩猟の場だったこの地にルネサンス様式の宮殿を築いたのは、16世紀前半のフランソワ1世。
歴代の王族のお気に入りとなりましたが、フランス革命の際に、中の調度品は全て売り飛ばされたとか。
その後、ナポレオンがここを気に入って、改築を施して、自分の権威を示したのだそうです。
今ある姿のほとんどは、このナポレオン時代のものらしいです。
そういう宮殿ですから、入るのが当然のことなのでしょうが、入るのに€14(2600円ほど)もすると知り、私達は躊躇。
今回の旅は友達に会うのが目的だったので、宮殿への思い入れが薄かったのです。
「じゃあ、庭を歩こうか」と友達が提案してくれて、そちらに向かいました。
ところが、先ほどの集中豪雨を理由に、庭が閉鎖されていたのです。
残念。
天気はすっかり改善していて、この時点では晴れ上がっていたのですが。
友達が、宮殿を違った角度から眺められる地点があるのを思い出し、そちらに向かいました。
雨が上がった後のフォンテーヌブローは、とても蒸し暑かったうえ、食後の眠気もあって、かなりハードな散歩になりましたが、確かに、その地点からの眺めは素敵でした。
ベンチで休憩した後は、宮殿の池から水が流れている運河がある公園を歩いて、隣町アヴォンにある友達の家へ戻りました。
緑が豊富なこの公園の通りは並木道。
日陰になっていて、とっても気持ちよかったです。
友達の家に着いた時点で、この日の歩数はすでに17000歩を超えていました。
後になって、このフォンテーヌブロー宮殿について人々が書いていることを読んでみたら、少し興味が沸きました。
次に友達の家を訪れる時には、宮殿の中も覗いてみようかなと思っています。