【2023年7月】フランスのパリのリヨン駅から1時間ちょっとで目的地のフォンテーヌブローに着きました。
列車を下りたとたん、物凄い音の雷が鳴り、ほどなく集中豪雨に。
天空が我々を歓迎したのか、疎んじたのかーー。
まずは迎えに来てくれていた友達夫婦の家で一服。
彼らはフォンテーヌブローの隣町のアヴォンに住んでいます。
隣町と言っても、目と鼻の先で、境界線が分からないようなところでした。
小雨になった後で、友達が週末の青空市場に連れて行ってくれました。
規模はそれほど大きくないですが、生鮮食品から衣服まで売っている庶民的な市場です。
フランスらしく、売り物には仔牛の脳みそも。
友達によると、フォンテーヌブローは割と物価の高い町なので、衣料品など、この市場を利用することが多いという話でした。
確かに、市場にしては、それほど安っぽくなく良い物が売られているようでした。
ここで驚いたことに、南仏でのホリデーからの帰りがけだという別の友達夫婦も合流。
この夫婦はこの日、たまたまこの辺りを通るので、フォンテーヌブロー在住の夫婦に会えるかどうか打診してきたところ、私達もここにいたという偶然でした。
というわけで、3カップル一緒にランチを食べることに。
女性陣は皆、日本人ですが、男性陣はイタリア人、英国人、米国人と国際色豊か。
集まった場所はフランスなのに、フランス人はいないというのも、不思議なめぐりあわせです。
行ったのはLe Franklin という地元在住の友達が行きつけのビストロ。
テラス席を希望したけれど、いっぱいで取れなかったと言っていました。
後で分かったのは、そのテラス席は東洋人の団体さんで占められていたのでした。
フォンテーヌブローは国際的に知られた観光地ですからねー。
同席した友達たちは、私達ほど大食漢ではなく、皆、メイン一皿ずつ選んでオーダー。
ソーセージと、チーズ入りのマッシュポテト
私達もそれに倣いました。
私は仔牛のレバー。
ガーリックが効いているソースが美味しかったです。
夫はソーセージ。
少し味見させてもらいましたが、イタリアで食べるのとは全く違う味わいで、まろやかでいながら、独特のしっかりした風味のあるソーセージでした。
付け合わせには、マッシュポテトにチーズが絡まった重たいモノが付いていました。
この日のワイン
ワインはオー・メドック。
こちらは、それほど感動しなかったかな。
いずれにしても、フランスらしい物が食べられて良かったです。
そして久しぶりに会った友達たちとのおしゃべりが、何よりのご馳走でした。