【2015年6月】イタリアのボローニャのメイン広場、Piazza Maggiore では、その晩のコンサートの準備が進んでいました。
その脇にある大きな教会に入ってみました。
Basilica di San Petronio という名前の教会で、後で調べたら、世界で15番目に大きい教会なんですって。
長さが132メートル、幅が66メートルあるそうで、建て始めたのが1390年だそうです。
入ったら、パイプオルガンの調べが聞こえました。
観光客のために弾いているとは思えないので、たぶん、練習していたのでしょう。
ボローニャはイタリアのバロック音楽の中心地だったそうです。
それでこの教会には15世紀後半と、16世紀後半に作られたパイプオルガンが二つあるとか。
こんな立派な教会なのに、正面は未完成。
上半分の化粧ができておらず、地顔のままです。
過去に何人もの建築家にデザインを依頼したけれど、これぞ、というものがなく、このままになっているとのこと。
今では、この姿が町のシンボルになっているようです。