【2022年9月】この日はクロアチアのドゥブロヴニクの旧市街から外へ出てみることにしました。
当初の漠然とした予定では、ドゥブロヴニクに4泊もするので、1日ぐらい、どこか近辺の島へでも行きたいと思っていたのですが、何しろ天気予報が悪かったので、諦めていたのです。
ところが、3日目と4日目はとても良い天気。
それで、代わりに旧市街の外に広がる海辺に行こうということになったのでした。
行先はLapad で、旧市街から北西に3キロほどのところです。
歩いても行けるのでしょうけれど、私達はバスに乗りました。
持っていたドゥブロヴニク・パスで、バスにも無料で乗れたからです。
ただ、パスを見せるだけではダメで、観光案内所のそばの窓口で、切符をもらう必要がありました。
それは問題なかったのですが、Lapad への行き方を尋ねたら、「6番か4番のバスに乗って、一番大きなバス停で降りるのよ」とのこと。
それじゃ、よくわからないと思いながら、6番のバスに乗りました。
途中、港のようなところが見えましたが、そこではなく、ほとんどの人が降りたところで下車。
そして皆が行く方向へ行くと、Sunset Beach の看板が。
遊歩道ができていて、いかにもリゾートらしい雰囲気です。
この辺りには大きなホテルが林立していて、多くの人々は旧市街でなく、この辺に宿泊しているようでした。
歩いていたら、まだ午前中なのに、熱心に客引きするおばさんがいるレストランがありました。
ランチメニューを見せてくれたりして、力が入っています。
テネリフェ島のレストランを思い出しました。
帰りにここに寄ることに決めて先へ進むと海辺のプロムナードに出ました。
陽がさんさんと照る中、海がとてもきれいに輝いています。
途中にあった水たまりには、たくさん魚がいるのが見えました。
ビーチでは、海に入っている人々の姿も。
確かにリゾート地というのは、どこも似たり寄ったりで、その土地の特徴は感じられませんが、でもとても気持ち良いものです。
プロムナードが途切れた所にカフェがあったので、高いとはわかっていましたが、海を前にしたテーブルについて、スプリッツで一休み。
このスプリッツ、旧市街ほどは高くなく、10ユーロほどでした。
ここまで来ると人もまばらで静か。
これこそクオリティー・タイムだと思いました。
景色と空気と太陽の光を満喫した後、来た道を戻りました。
帰りに前述のおばさんの店でランチ。
おばさんの頑張りには好感が持てましたが、食べ物の内容はベーシック。
私が選んだツナ・ステーキは、ツナの味が濃くて美味しかったですが、夫が頼んだチキン+ゴルゴンゾーラという名前のモノには、ゴルゴンゾーラの味が全くしなくて、ただのクリームソースだったそうです。
私達のテーブルに寄ってきた猫がじっと睨むので、なんだか落ち着きませんでした。