【2016年1月】ブエノスアイレスのボカ地区を少し歩きました。
色とりどりの家々が楽しい観光地です。
正直なところ、写真で見たのより、くすんでいましたけれど。
ローカル・ガイドのジェレミーによると、この辺りはイタリア人やスペイン人の移民の町。
船に残っていたペンキを家に塗ったため、無秩序な色合いの町ができたとのこと。
その昔、鉄道が通っていたカミニートという通りが主要な観光地で、ここを少し離れると、危ないため、観光客はふらふら歩かないように、と言われました。
ジェレミーが「移民」という言葉を繰り返し、どちらかというと、下げずんでいるような感じがしたのですが、そもそも、原住民を制圧した移民が作った国ではないのかしら、と思ったことでした。
まあ、聞いてみたらジェレミー本人も、元をただせば移民の子。
片親は南イタリア出身なのだそうです。
実際、アルゼンチンにはイタリア系住民がなんと、7割を占めているのだとか。