【2021年12月】さてこの日は、ポルトガルのリスボンから北のポルトへの移動日です。
今回は、旅の後半をポルトで過ごし、その周辺を巡ることにしていました。
ポルトへの列車は、数日前にエヴォラに行った時と同じオリエンテ駅から乗ります。
意地悪なリスボン、私達が去るせいか、ようやく良いお天気。
明るいと、オリエンテ駅もそれほど色あせて見えませんでした。
ポルトまでの列車の往復は、二人で91ユーロ(約12400円)。
事前にネットで予約しておきました。
乗る列車はポルト行ではなく、その先のギマラエス行で、リスボンが始発というわけでもありませんでした。
11時39分発で、ポルト到着は14時53分。
長い退屈な列車の旅です。
車窓は、たまに馬や牛が見えたのと、着くころになって荒れた海が見えたぐらいで、あとはぱっとしませんでしたし。
着いたのは、ポルト・カンパーニャ駅。
以前、コインブラに行った時にも使った駅です。
ここからタクシーで、予約してあるエアビーアンドビーへ。
今回のエアビーは、持ち主(管理人)との接触がゼロでした。
指示された通り、暗証番号で建物内に入り、もう一つの暗証番号で、大きな南京錠の中に入ったカギを取り出し、アパート内に入ります。
ここを出る時にも、同様の手順で、誰とも会うことも話すことなくチェックアウトしたのでした。
アパートの中は、床やテーブルなどが、薄い色の木だったので、リスボンのエアビーよりは、雰囲気に温かみが感じられましたが、無駄が多く、必要な物に欠けるところは、ここも同じです。
立地は良し。
Rua de Mouzinho da Silveira という旧市街の目抜き通りの一つに面していました。
私達はここに6泊します。