【2022年8月】イタリアのシチリア島、シラクサでの夏休みの続きです。
夏休みであるからには、海水浴にも行かなくちゃ、というわけで、この日はタコサラダの軽いランチの後、シラクサの町から行きやすいLido Arenella というビーチを目指しました。
ガイドブックに23番のバスで行けるとあったので、Umberto I 通りのバス停へ。
夫が事前にタバッキ(タバコ・雑貨屋さん)でバスの乗車券を買おうと試みたのですが、「近頃は運転手から直接、買うようになっている」と言われたとのこと。
午後1時のバスが少しだけ遅れて来たので、まずは運転手に支払おうとしたら、「いいから、いいから」というジェスチャー。
キツネにつままれた気分で車内へ。
そしてじっと見ていたら、どうも誰も払っていない様子でした。
その代わり、マスク着用については厳しくて、運転手が一人一人をチェックしていました。
ネット情報だと1時間近くかかることになっていましたが、だいたい30分ほどで到着。
そこから10分ぐらい歩いてビーチに出ました。
ビーチのパラソルとデッキチェアは、この日の朝にネットで予約してありました。
午後2時から6時で、€18(2600円ほど)、海の間近のロケーションだと€22でした。
入口で登録したら、係の人が案内してくれます。
平日だったのですが、隣との距離がとても近く、人がうようよいて、ちょっとリラックスするのは難しい感じ。
この日初めて着たスキンピーな(布の部分が小さい)ビキニで、気恥ずかしかったのですが、ビーチには大小さまざま、年齢もさまざまな身体があふれていて、心配無用でした。
海の水はとてもきれい。
そして生ぬるいお湯のような温かさです。
魚もうようよいて、夫のすね毛を海藻だと思って突っつく魚も。
と思ったら、私の脚もつんつんと突っつかれました。
こんなことは初めてです。
軽く触れるというより、攻撃されている感じで、私には正直なところ、ちょっと怖かったほどです。
私が騒ぐので、夫が大笑いしていました。
海に浸かっては、浜に戻ってうとうと。
これぞ典型的な夏休み。
このビーチにはちゃんと更衣室があり、1時間半に1本しかないバスの時間に合わせて着替えて、スムーズに帰れました。