アンストルーサーからセント・アンドリュースへ

アンストルーサーからセント・アンドリュースへ

【2021年6月】スコットランドのファイフ地方へのツアー、最初の目的地はアンストルーサーという海辺の町でした。

今はヨットが多いアンストルーサーの港
昔は漁村だったアンストルーサーの今

この町は漁村だったリゾート・タウンで、今は漁船より、ヨットがたくさん並ぶ港があります。

と言っても、小さい町で、それほど混みあっているイメージではなく、余裕があれば2晩ぐらい泊って、のんびりしたい雰囲気の町でした。

私達のツアーは、ここで30分の自由時間。

私達は駐車場のある海辺から、内陸の町なかを少し歩き、ぐるっと回って、海岸へ。

素晴らしく良い天気で、なかなか絵になる景色がたくさんあって、写真の撮り甲斐がありました。

ビーチに敷かれた飛び石を歩いて、駐車場に戻ってきました。

おしゃれな店も結構あるようで、私の好きなブランドのニットウエアを数多くそろえた店も。

アンストルーサーの教会と海辺の家々
ビーチを囲む家々と教会

残念ながら、この日は日曜日で閉まっていたので、ウィンドーから舐めるように眺めた次第。

日曜日に閉まっているというあたり、まだ、徹底的な観光地になっていない証拠ですね。

それから何やら賞を取ったというフィッシュ・アンド・チップスの店もあるそうです。

まだお昼には早かったので行きませんでしたが、その名もアンストルーサー・フィッシュ・バー。

アンストルーサーの漁船
漁船も停泊

保養地になったとはいえ、漁船も多少、停泊していたところをみると、新鮮な魚介類が食べられるに違いありません。

それから、ここから船に乗って、アイル・オブ・メイという10キロぐらい沖にある島に行くのも、楽しみらしいです。

この島は自然保護区になっていて、パフィン(日本語ではニシツノメドリ)が9万羽もいるそうです。

それから周辺で、イルカやミンククジラが見られることもあるとか。

ちなみに、私はパフィンを食べたことがあります。

アンストルーサーの墓地と町
アンストルーサーの墓地から町を眺める

ずっと昔、アイスランドで。

美味しいものではありませんでしたが。

さて、再集合の後、ツアーはこの日の主要な目的地であるセント・アンドリュースに向かいました。

セント・アンドリュースは、ゴルフ発祥の地として有名ですが、もう一つ、ここが有名なのは、ゆくゆく英国の王位に就くウィリアム王子が奥さんのケイト・ミドルトンと出会ったのがこの地であること。

私達のガイドのデレクによると、王子がスコットランドで最古のセント・アンドリューズ大学の学生だった頃、あるチャリティーイベントでファッションショーがあり、王子も招かれた際、ケイトがモデルとして出ていたのがなれそめなのだそうです。

私達が土地勘を付けるために、デレクが町全体をぐるっと回ってくれた後、町の中心で下車しました。