【2014年9月】ワイト島ツアーのハイライトは、ヴィクトリア女王の夏の別荘だったオズボーン・ハウスです。
ここではたっぷり時間がありました。
19世紀半ばに建てられたもので、女王の最愛の夫、アルバート公が自ら設計した宮殿だとのこと。
この辺りの湾がイタリアのナポリ湾に似ているとして、イタリア風の宮殿にしたんだそうです。
どこがイタリア風かというと、この写真の塔がベルヴェデーレと呼ばれる望楼で、イタリアのルネサンス期の建物によく見られるものだという話でした。
残念ながら、内部は撮影不可でした。
当時、英国の傘下にあったインドのものを集めた部屋が印象に残っています。
それから、庭がきれいでした。
手すりの作りも確かにイタリア風。
遠くに海が見えました。
このツアー、帰りの道中、バスの中で、2009年の映画「ヴィクトリア女王、世紀の愛」を見せてくれました。
小さい画面で音もとぎれとぎれでしたが、これを見て、少しばかりヴィクトリア女王に親しみを感じました。
これまでは、あの太っちょの威厳のある像だけでしか知りませんでしたから。