【2015年1月】ミラノにあるモニュメンターレと呼ばれる記念墓地は構えが立派で一度入ってみたいと思っていたので、青空が広がった週末に行ってみました。
ここはミラノで一番大きい共同墓地です。
1866年にオープンしたそうです。
墓地とはいえ明るく、広々とした敷地内に所せましと功を凝らした墓石ーーというには立派すぎる建物や彫刻が並んでいました。
リキュールで有名なカンパリ一家の墓は、なんと、「最期の晩餐」の様子が彫像となって立っています。
パスタという名前の一家の墓も。
詩人のマンゾーニや作曲家のヴェルディなど、歴史的に有名な人物の墓は、ファメディオと呼ばれる立派な記念廟の中にありました。
熱心に写真を撮っている人がいたので、道を尋ねたら、あれこれ教えてくれたうえで「ここは博物館だよ」と興奮して話していました。
確かに。
有名な彫刻家や建築家の作品は看板に示されていました。