【2015年2月】イタリアのエミリア・ロマーニャ州にあるルーゴという町に一泊しました。
Ala D’Oro というホテルに泊まったのですが、ここが歴史のある建物で嬉しい驚き。
建てられたのは18世紀の前半で貴族の屋敷だったそうです。
1781年1月20日にここで生まれたコルネリア・ロッシ・マルティネッティ伯爵夫人が後世に名を残す文学者たちを集めた文学サロンを開いたとのこと。
集まった人たちの中には、イタリアの詩人で随筆家のジャコモ・レオパルディとか、同じく詩人のウーゴ・フォスコロ、英国の詩人のジョージ・バイロンなども含まれていたそうです。
それにちなんで、ホテルの部屋のいくつかは、詩人の名前がつけられていました。
私達が泊まった部屋は、そういった昔の詩人ではなく、2012年に亡くなったばかりの脚本家、トニーノ・グエッラの名前が掲げられていて、彼の写真や本などが並べてありました。
ここに泊まったらしいです。
ホテルになったのは1952年のこと。
それ以後、ずっとノストリ家が運営し続けているそうです。