【2015年1月】これはベトナムのフエにある天姥寺(ティエン・ムー・パゴダ)の写真です。
ベトナム語で「ムー」というのはお婆さんという意味なんですって。
1601年、当時の国王、阮潢が天から下りてくるお婆さんの夢を見たのがきっかけて作られたお寺だとガイドのソンさんが言っていましたが、ガイドブックによると、もうちょっと複雑で、この天女のお婆さんが、現在、寺のある丘の上に座って、人民に、「みなさんの王様が、この国の繁栄のために、ここにパゴダを建てますよ」と予言して消えたという言い伝えを阮潢が聞いたために、寺が建設されたということです。
21メートルある7重の塔が目玉ですが、脇に長寿を象徴する大きな大理石の亀があり、長生きできるよう、撫でてきました。
本堂では何やら儀式が進行中。
幼い子供のお坊さんたちが並んでお経をあげていました。
この子たちの髪型が妙。
ソンさんによると、まだ就業中で、一生を仏に捧げる決意ができていない子供たちなので、髪型がどっちつかずなのだという話でした。