【2022年12月】スペイン西部の町、サフラで夕食の時間となりました。
泊まっていたHotel Plaza Grande のレストランがネットで褒めてあったので、見に行きましたが、お値段がお高いようだったので辞め、外に出ました。
午後の散歩の際に見つけたPlaza Chicaの良さそうなレストランは、午後8時過ぎにまだ閉まっていました。
この辺りでは、午後9時から開く店も多いらしいです。
午後9時というと、日本の田舎のレストランが閉まる時間ですけれど。
それで、タパスが食べられるレストランとしてネットで評判が良かったMeraki という名前のレストランに行ってみました。
Plaza Grande に面しています。
日中は暖かかったですが、この時間にはかなり冷え込んでいるのに、外のテーブルは満杯。
私達はもちろん、中のテーブルを所望しました。
中に入ると、奥がレストラン、手前がタパスバーという設定でした。
私達はタパスが食べられるテーブルに落ち着きました。
けれど、メニューを見てみたら、タパスの種類は10に満たない程度。
タパスにそれほど重きを置いていないレストランのようでした。
結局、ハムのコロッケ（しっかりハムが詰まった濃い色のものと、普通のポテトのコロッケの2種）と、Alcachofa con Romescuという名のもの（アーティチョークに何やらエスニックな味わいのソースがかかったモノ）と、ハムのカネロニの三つをオーダー。
これに加え、野菜不足を補うためにアンチョビ入りの大きなサラダを注文しました。
すると、サラダが前菜として先に出てきました。
タパスはいずれも凝っていて、ちょっと変わっていて面白かったです。
もんのすごおく美味しかったという記憶はありませんが、及第点をあげましょう。
デザートは、私がブルーベリー入りクレープに砂糖菓子が散らばったお菓子、夫はTarta Guinness（ギネスケーキ）と称するこってり甘いスポンジケーキを食べました。
夫のギネスケーキを少し貰いましたが、ギネスの味はしませんでした。
隠し味だったのかな。
ワインはグラスで2杯ずつ。
Chacona Plata というワインでした。
前にも言いましたが、本当にこの地方のワインには外れがありません。
この食事、一番おいしかったのは、ワインかも。
全部で€62（9200円弱）でした。
前回のアンダルシア旅行で、スペインではタパスに限ると肝に銘じたのでしたが、この地方では、タパスでない普通のメニューの方が主流のようでした。
私達が食事を終えるころになって、このレストランも外の広場もとても賑わっていました。
夜の始まりが遅いスペインです。
