【2020年9月】イタリアのサルディニア島の離島、アジナーラ島のツアーに参加した日は、午後7時過ぎにアルゲーロの町に辿り着きました。
かなり疲れたので、町なかで夕食を食べて帰ることに。
迷わず、数日前に行って気に入った Il Pesce D’Oro というレストランへ行きました。
入って行くと、「この間と同じテーブルでいいですか」と言われました。
覚えていてくれたようです。
まあ、今回の旅行中、東洋人は見かけなかったので、我々が覚えやすいカップルなのは確かですが。
今回は前菜にZuppa Cozze (ムール貝のスープ)を取って二人でシェア。
量がたっぷりで、スープがすごくいい味を出していました。
私はメインに今日の魚だったspigola (スズキ)をal sale (塩釜)にしてもらいました。
まず、魚を見せてくれ、塩釜が出来上がったところも見せてくれ、それをさばいてきれいな形にしてサーブしてくれました。
後でお勘定を見て、これが€33(4100円ほど)もしたことが分かりましたが、それだけの価値がある美味しさ。
新鮮だから、魚の味もしっかりしていて、大満足です。
夫はアルゲーロのスパゲティという名前のボンゴレ、ケイパー、オリーブがソースのパスタ料理。
デザートにはSeades Mirto という地元のお菓子を二人でシェアしました。
これは、ペイストリーの中にチーズが入っていて、それにミルト酒がかかっているものです。
甘さが丁度よくて、美味しかったです。
最後にミルト酒そのものも注文したのですが、その時に赤か白か聞かれました。
白いミルトは初めて。
ミルトという植物の葉っぱから作るのだそうで、飲み慣れた赤いミルトより甘くなく、ハーブの味が効いていました。
赤の方は、飲み慣れたものより、こってりとリッチでした。
これだけ満足、お腹いっぱい食べても、全部で€75(9300円ほど)と破格のお値段でした。