【2019年8月】朝4時半に起きて、ロンドンのパディントン駅から列車で、英国南西端コーンウォール州にあるセント・アイヴスへ行きました。
約5時間半の道のりです。
朝が早かったので、乗ったとたんにぐっすり眠り込んだのですが、気づいたら、空気がものすごく暑くなっていました。
何と、8月のこの時期に、列車に暖房が入っていたのです。
英国の夏が比較的、涼しいとはいえ、これは耐えられません。
幸い、他の車両は正常で、席も余っていたため、移れましたが。
「全く、英国の鉄道は・・・」と怒ったのでしたが、後で気づいたら、車両は東芝製でした。
セント・アイヴスへ直行かと思っていたら、途中のセント・アースで乗り換え。
この時点で、ロンドンからの列車はガラガラだったのに、この乗換駅には、どこから湧いたのか、人がわんさかいました。
20分待ちで、乗った列車は満員。
そこからセント・アイヴスまでは、ほんの10分の道のりでした。
セント・アイヴス駅で降りたすぐのところからの景色がすでに、素敵です。
薄い緑色の海に日が差すと深いエメラルドグリーンに。
湾になっていて、ほぼ真下にビーチが広がっています。
その対岸に小型船がたくさん停泊していて、その向こうに町が見えます。
家々の屋根に黄色い苔(地衣類というのかな?)が付いていて良い雰囲気を作り出しています。
駅のある高台から下って、町の中心へ。
Fore Street という歩行者天国が目抜き通りで、ここまで来ると人でごった返していました。
私はセント・アイヴスには過去にも2度ほど来たことがあったのですが、夏のこの季節は初めてで、人の多さに仰天しました。
この通り沿いには、覗いてみたいこじゃれた小売店が建ち並んでいて、わくわくします。
空腹だったので、カフェに入り、ちょっと待ってテーブルに。
この辺りでは「コーニッシュ・パスティ」が盛んです。
これは肉や芋などの具の入ったペーストリーで、かなり重いので、ここでは普通のサンドイッチにしておきました。