【2016年12月】コロンビアのバリチャラを満喫した日の夕食は、午後に見学した文化学校、Escuela Tierra de Artesの中にあるレストランに行ってみることにしました。
伝統料理を元にクリエーティブな料理を学ぶ学生が作る料理で、給仕も学生が担当しています。
学生といっても、若者とは限らず、キッチンには年季の入った人々も。
ガイドさんによると、この地方はヤギ肉が特産だということだったので、二人ともヤギ肉を選びました。
私は無難に、ココナツソースにしたのですが、夫は果敢にも、蟻ソースを選びました。
この地方では、Hormiga Culona というお尻の大きい蟻を焼いて食べるので、それを元にしたソースの料理があったのです。
夫によると、何かをトーストしたような香ばしい味だったそうで、結構気に入った様子。
全部、平らげていました。
私のココナツソースには、タマリンドが入っていたようで、ちょっとアジア風の味でした。
中庭に面した戸外のテーブルで雰囲気もなかなか。
学生たちの熱心な態度にも好感が持てました。
ただ一つ問題が。
クレジットカード可とあったのですが、コロンビア国内発行のものしか使えなかったのです。
たまたまキャッシュが払底していたので、交渉の末、米ドルで支払いました。
ここには軽食もメニューにあったので、翌日のランチにもここに来て、私はチキンのサンドイッチ、夫はマッシュルームのリゾットを食べました。
それから、学校に併設されている店で、学生が作ったというフィケのバッグを購入。
フィケというのは、南米のコロンビア、エクアドル、ペルーを原産とする植物で、その繊維を使ってこういったバッグや敷物を作ったり、紙の原料となったりするのだそうです。
それを学んだばかりだったので、良い思い出の品となりました。
そうそう、夜にこの学校へ食事に行ったときには、モトタクシーを使いました。
これはオートバイをタクシーにしたもので、タイのトゥクトゥクや、キューバのココタクシーに通ずるものです。
これはポピュラーな市民の足らしく、バリチャラだけでなく、他の町でもたくさん見かけました。