10年ぶりのセビリア

10年ぶりのセビリア

【2021年11月】スペインアンダルシア地方の州都、セビリアに行ったのは10年ぶりです。

セビリアの鉄道駅
見覚えのあったセビリアの駅

東に90キロほど行ったところの町、オスナから列車で1時間半ほどで、うっすら見覚えのあるセビリア駅に着きました。

今回、駅にも町にも、黄色と青のユニフォームをまとったスウェーデン人がたくさん。

どうやら、スペインとのサッカーの試合があるらしかったです。

タクシーで辿り着いたホテルにも、スウェーデン人のグループが。

屋内なのに彼らがマスクをしていなかったので、夫がひと言、「マスクは?」と言ったら、ごそごそ取り出して、マスクを着用した人もいましたが、頑なにしなかった人もいます。

セビリアのホテル、Las Casas de el Arenalの一角
趣のあったホテル、Las Casas de el Arenal

どうも英国以北の欧州の人は、法律を見下す厚かましい人が多いような気がします。

さて、今回のホテルは Las Casas de el Arenal という名前で、大聖堂に近いところにあります。

チェックイン係の人はもたついていましたが、その彼も含め、レセプションの人々は皆、感じがよかったです。

部屋は小さめでしたが、文句を言いたいほどではなかったし、立地もいいし、雰囲気もあるし、かなり満足度の高いホテルでした。

一休みした後、すでに暗くなった町に繰り出してみました。

夜のセビリアの建物
見覚えのあったセビリアの建物

土曜日の夜とあって、人がわんさか。

ここ数日、静かな小さい町で過ごしたせいか、町の賑わいに圧倒されました。

本当はタパスバーに入って、軽く飲み食いしたかったのですが、どこも超満員。

地元の人と競って、分からないスペイン語であれこれ注文する自信がなかったし、コロナのことを考えると、「密」そのもののタパスバーに入るのも気が引けたので、すごすごホテルに戻りました。

以前行った英国のコーンウォールのゲストハウスと同様、このホテルにも、自己申請でワインやビールなどを飲めるバーがあり、ここで、白ワインを飲んで過ごした次第。

ちなみに一杯目は「ウェルカムドリンク」ということで無料でした。

さて、翌朝はカフェを求めて、朝の散歩。

前夜と打って変わって、人影もなく、静まり返っていました。

朝のセビリアの通り
閑散とした通り

昨夜の喧騒が想像できないほどです。

こんな中でも開いているカフェはすぐ見つかりました。

さすが、都会。

この町で、一か月ぐらい暮らしてみるのもいいかなと夫と話したことでした。