【2022年4月】イタリアのミラノにあるLa Vecchia Lira は、私達のお気に入りのトスカーナ料理店の一つです。
コロナ渦を挟んだため、行くのはひっさしぶり。
しかも、ここではいつもランチだったため、夕食に訪れたのは初めてだったと思います。
たいていの場合、「いつも変わらぬイタリアの老舗」なのですが、ここまで久しぶりだとさすがに、ウエイターには見知らぬ顔も。
私達のテーブルを担当してくれたのは、アブルッツォ出身の若者で、まだここに働き始めて2か月だという話でした。
どうでもいいことですが、こんな事も聞いてしまうのですよね、イタリアのレストランだと。
さて、食事です。
前菜はサラミ・ハムの盛り合わせをシェア。
いずれも柔らかくて、ほっぺが落ちそう。
メインはビステッカ・アッラ・フィオレンティーナをシェアしました。
これが目的だったようなものですから。
うーん、焼き具合も丁度良く、柔らかくて、満足の行く美味しさです。
第二の目的は、付け合わせに頼んだPatata Erotica 。
ここの名物の自家製ポテトチップスで、もう、辞められない止まらない。
お腹が膨れるので、お代わりは控えましたが。
デザートは、私がパンナコッタ。
思っていたより、おしゃれ系。
美味しかったですけど。
夫はTorta Crema Cotta で、中がクレムブリュレ風で美味しそうでした。
ワインはトスカーナのPiastraia Bolgheriという赤ワイン。
初めてだった気がしますが、しっかりした好みの味わいでした。
以上でお会計は€165.50(24000円ほど)。
うち、ほぼ半分はフィオレンティーナでした。
安くはないけれど、その価値はあったと思います。
お支払いを済ませた後に、リモンチェッロとアマロ・デル・カポが振舞われました。
お腹がはちきれそうだったので、ミラノのモスコーヴァにあるこの店から、中央駅まで歩きました。
週末のミラノの賑わいを楽しんだり、高層ビルを見上げたりしながら、夜の散歩です。
新しいビルも次々に建っていました。
ただ、馴染みのショップがなくなっていたのは、ちょっとショック。
イタリアでさえ、店の移り変わりは激しいようです。
やっぱり、コロナのせいでしょう。
それでも、改築や建設が盛んなのは、欧州連合(EU)からの資金注入とドラギ首相の手腕のおかげでしょうね。