
【2026年1月】モロッコの大西洋岸の港町、エッサウィラに着きました。

港の手前で運転手のユスフと分かれ、散策です。
お正月のこの日、エッサウィラはぽかぽかの陽気。
私たちはまず、港を歩き回りました。
最初に目に飛び込んでくるのは、青い漁船が無数にごちゃごちゃと並んでいる光景です。
これは圧巻です。
いったい何艘あるのでしょう。
ほとんど、無秩序なように見えますが、きっと順番があるのでしょうね。

夜間に一斉に漁に出て、午前中に戻って来るらしいです。
私たちが着いたのは昼前でしたから、漁はとっくに終わっていて、船は港に戻って何時間もたっている様子でした。
港では網の手入れをする漁師の姿が。
それにしても、船は皆、同じ青い色をしています。
調べてみたら、漁船の出元が分かるように、エッサウィラは青、アガディールは緑などと決められているそうです。

それに加え、モロッコでは青は魔除けの色なのだそうで、そういった信仰的な意味合いもあるとか。
だから、よく家々の扉が青いのですね。
少し沖の方へ堤防を歩いていくと、今度はもっと大型の漁船が並んでいました。
その脇で、ひっそり釣りをしている人がいたり、沖合に一艘の舟が静かに進んでいたり、素敵な光景が見られました。

堤防の高い部分に上って歩いてみたら、反対側には島がありました。
その昔は要塞や監獄として使われていたモガドール島だそうです。
上から眺めた沿岸の家々の並びは、イタリアのシチリア島にある歴史的な町、シラクサのオルティージャ島に似ているように感じました。
港の周辺には小規模な魚市場が立っていて、中には、そこで買った魚をその場で焼いてもらって食べられる野外食堂も。

絶対、美味しいに決まっているのですが、夫には衛生面のハードルが高過ぎて、残念ながら素通りです。
港のそばには、港を守るための要塞跡があり、中に入れるようでしたが、私たちはお腹が空いていたので、ここも通り過ぎたのでした。