人口1000万人

面積: 23,844平方km

行政区: 11

イタリアの北部に位置し、アルプスの山々と大河ポーに挟まれた自然豊かな州、ロンバルディア

州土の大半は平野で占められており、イタリアでは珍しく海岸線を持ちません。

人口は約1000万人と国内で最も多く、最大の商業都市ミラノを州都とします。

ミラノを中心とした商工農業の発展と、数多くの芸術・文化資源を有していることから、イタリアの中で最も豊かな州として知られています。

ロンバルディアの観光名所

ロンバルディアは、工業やファッションの中心地として、世界中から観光客やビジネス客が訪れる活気のある州。

それ以外にも、ワイン生産の盛んな地域や、温泉地を持つ湖畔ウィンタースポーツを楽しめる山岳地帯など、数えきれないほどの人気スポットが集まっています。

農業生産も盛んなため、新鮮な食材をふんだんに使った美味しい郷土料理も各地で楽しむことができますよ。

ミラノ

こちらのページで紹介。

ベルガモ

ロンバルディア平野の端に位置するベルガモは、オペラの作曲家ドニゼッティの故郷として有名な歴史香る街。

丘の上の旧市街地(アルタ)と、そのふもで鉄道駅のある新市街地(バッサ)に分かれており、ケーブルカーで行き来することができます。

旧市街エリアには、中世の景色がそのまま残された美しい街並みが保存されており、ベッキア広場の周辺には、ラジョーネ宮殿コッレオーニ礼拝堂サンタ・マリア・マッジョーレ教会などの見所が集中しています。

一方新市街地では、数々の1518世紀ヴェネツィア派の名画を所蔵するカッラーラ美術館が絵画ファンにとっては見逃せないスポットとなっています。

マントヴァ

湖に囲まれた静かな街マントヴァは、サッビオネータという30キロ余り南東にある街と2つ合わせて世界遺産に登録されています。

ゴンザカ家の支配の下、芸術家たちによって作られた様々な作品・建築物が堪能できるルネッサンス芸術の理想都市で、優れた都市計画が他にも影響を与えた、というのがその理由です。

そんなゴンザカ家の居城であったドゥカーレ宮殿では、当時の繁栄を思わせる華麗な美術品やフレスコ画の数々を見学することができます。

モンツァ

ミラノから電車でたった20分ほどで行ける、緑あふれる美しい街モンツァ

ロンゴバルド王国および中世イタリアの象徴とも称される、欧州最古の「王冠」には、キリストが十字架にかけられたときに打たれた釘を加工して作られたという逸話が残されており、現在もモンツァ大聖堂に大切に保管されています。

F1の開催地として世界に知られるモンツァ公園には、サーキットの他、ゴルフクラブ、乗馬クラブなど、様々なアクティビティ施設があり、憩いの場となっています。

モンツァ・サーキットはフェラーリの聖地とも呼ばれています。

クレモナ

ミラノから約90kmの位置にあるクレモナは、グァルネリやストラディヴァリといった名匠を生み出したヴァイオリンの街として世界的に有名です。

現在もなお、80を越える工房で多くの職人たちが世界中の音楽家のために日夜、高価な楽器を作り続けています。

クラシック音楽ファンなら、職人の技を間近で見れる工房見学や、2013年にオープンしたヴァイオリン博物館に訪れて、美しいイタリアの音色に触れてみてはいかがでしょうか。

ロンバルディアの気候

ロンバルディアの気候は、平野部と国境付近の山岳部とでは大きく異なります。

平野部は、冬季には気温が氷点下まで下がり、夏季は30度近くまで上がる大陸性の気候です。

また、夏は湿度が90%に達するほど多湿で、雨も多いとみられます。

一方でアルプスの麓にある湖水地方は、他の多くのイタリアの都市がそうであるように、地中海気候に似た穏やかな気候です

つまり、冬は比較的温暖で、夏も気温は上がるけれど、湿度は低いといった具合です。

訪れる場所に合わせて、服装や必要な荷物の用意をすることをおすすめします。

ロンバルディアの歴史

ロンバルディアの名前の由来は、6世紀、北方からランゴバルド族が侵入しこの地に王国を建てたことから始まります。

彼らが築いた「ロンゴバルド王国」は、774年、フランク王国によって滅亡しましたが、この地域のイタリア史への関りはその後も深いものになります。

その最も大きな転機となったのは12世紀、神聖ローマ皇帝に対抗するべく諸都市たちが有名な『ロンバルディア同盟』を結び戦ったことです。

13世紀以降、ヴィスコンティ、ゴンザガ、スフォルツァなど名家が台頭しこの地域を治めますが、やがてハプスブルク家の支配下に入ります。

ドイツ・オーストリア系の文化・気質が染み渡ったのに加え、ミラノ‐コモという経路のおかげで貿易と輸送貨物の中核となったこともあり、農業や商工業が発展、現在ではイタリアの経済・財政を支える豊かな地域となりました。

記事

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