【2020年9月】イタリアのサルディニア島北西部の突先にあるアジナーラ島でのツアー、最後は水浴びタイム。
アジナーラ島には、陸からも海からもたどり着けない美しいビーチが三か所あるとのことで、ツアー中にそのうちの2か所は遠目に眺めました。
海の美しさにほれぼれ。
私達が連れて行かれた水浴び場は、もちろん、それとは異なる小さいビーチです。
ガイドが、もうちょっと先にも岩場が楽しめる場所があると紹介したので、私達はまず、群れから離れてそちらの方へ。
海藻がたくさんあったほか、白地に黒い縞のある小さい熱帯魚が泳いでいました。
しばらく遊んだ後、集合時間を知らないことに気づき(私達にはこういうことが、たまにあります)、皆がいるビーチへ移動。
こちらの海に入ってみたら、10センチぐらいの白っぽい魚がう~ようよ。
誰かが「おっ、鯛がいる!」と声をあげていました。
浅いので暖かく、白砂なので、はだしでも大丈夫です。
これまでにも何度か、「地上のパラダイス」を体験したことがありますが、ここもその一つ。
本当に気持ち良かったです。
時間があっという間に過ぎ、海辺でささっと着替えてトレニーノに戻ったら、付近に数頭、野生の灰色のロバがたむろしていました。
そのうちの1頭は、妊娠しているようでした。
そのロバがトレニーノに近づいてきました。
面白いことに、ロバは「おいで、おいで」をしたおばさんを通り越して、その後ろにいた4歳ぐらいの子供に近づきました。
子供と動物には目に見えない何かしらの繋がりがあるようです。
その子がロバをなでていた様子がとても可愛らしかったです。
私達は5時半の船で、アジナーラ島を後にしました。
運が良ければイルカが見られるという話でしたが、そこまで幸運ではありませんでした。
6時頃に港に着いて、坂を上ってバスが来るはずの路上に出てみたら、すでにバスが待っていて、近づくと、運転手が待ちくたびれたように夫の名前を確かめました。
ぐずぐずしていたわけではないんですけどねー。