【2012年3月】今回、ジェノヴァを再訪したのは、この劇場でバレエを見るためでした。
前回、来たときに「ロミオとジュリエット」の公演があることを知ったのです。
でも誰が踊るのか知らなくて、プログラムを買ってはじめてクレムリン・バレエ団だと分かった次第です。
とてもよくできた演出で、衣装も素敵。
もちろん、ダンスもとっても上手でした。
ところでこの劇場は、もともと1828年にオープンした古いものでしたが、1943年、第二次大戦のときに破壊されたそうです。
1991年に建てなおされたため、モダンなつくりです。
面白いのは、客席の両側の壁が、建物の外壁を模したつくりになっていることです。
最初、ジュリエットのバルコニーのセットかしら、と思いましたが、これがここのデザインのようでした。