【2022年9月】久しぶりに早朝起きで、ウーバーで空港へ向かいました。
今回の行先はクロアチアのドゥブロヴニクです。
それにしても、しばらく乗らないうちに、ウーバーの運賃が急上昇していたので驚愕。
燃料価格の高騰と人手不足が原因なのでしょう。
ロンドン・ヒースローのターミナル5から朝6時25分発の便だったのですが、このターミナルから出る便としては、この日2番目でした。
2時間半のフライトの最後に下界が少し見え、多少、晴れ間もあるのかと期待しましたが、降りたら雨。
今回のホリデー、天気予報がすこぶる悪いのです。
予約時点で天気は分からないし、天気は予約できませんものね。
90クーナ(1700円ほど)で空港とドゥブロヴニク市内のシャトルバスの往復チケットを買って、15分で来るはずのバスをかなり待ちました。
バスは、晴れていれば、それは美しいだろうと思われる景色の中を通ってドゥブロヴニク旧市街へ。
今回は、旧市街の中のアパートに4泊します。
旧市街に泊まろうと思うと、こうしたアパートが主流のようです。
数年前に泊ったギリシャのロドス島のロドス・タウンの宿もそうでした。
グーグルを頼りにApartment Ikana を見つけました。
早く着く旨は、オーナーに知らせてあったのですが、細い路地から、かなり急な石段を上ったところの入口に待っていたのは、ヨスコという名前のお爺さん。
面白い作りの縦に長いアパートで、入口の階からすぐに階段を13段上るとベッドのみのベッドルーム。
さらに14段上るとリビングルーム兼キッチン、小さなベッドルームがあり、バスルームもここにあります。
木の床を見ると、昔からこういう形の家屋だったのだろうと思われました。
人が暮らしていた形跡のあるアパートで、誰かの家にお邪魔している感じがあります。
ヨスコお爺さんは結構、おしゃべりな人で、「かつてはタバコを1日に3箱吸っていた」「でも問題はウォッカだった」などと自己紹介し、隣に住んでいるのでなんでも聞いてくれ、とのこと。
弟のイヴォと一緒にこのアパートを経営しているそうで、イヴォは離れ島に住んでいるという話でした。
地図をくれて、ミニスーパー、パン屋、パイ屋などを教えてくれた上、「LIKEというレストランには行かない方がいい」「ZOROというスーパーはツーリスト向け」などとアドバイスをくれました。
荷物を置いて、外に出てみたら、この路地はレストラン街。
というか、ドゥブロヴニクの旧市街全体がレストラン・お土産店街と言ってもいいほどだということが、おいおい分かってきたのでした。