【2020年8月】イタリアのサルディニア島にあるアルゲーロでは、今回、初めて民泊のエアビーアンドビーを借りました。
2年前にこの町へ来た時には、素敵なホテルに泊まったのでしたが、今回は、2週間ほどの長の滞在です。
仕事もしながら滞在を楽しむ、いわゆる「ワーケーション」を気取るつもりでしたので、自由の利くエアビーが便利そうだと思ったわけです。
オンラインの評判を手掛かりに選んだのは、Alice’s Colourful House という名前の物件でした。
午後4時の入室が規則でしたが、早く着く旨を知らせてあったので、用意ができ次第、知らせてくれる手はずになっていました。
ちょうど美味しいランチを終えたところで、連絡が。
レストランのウエイトレスに行き方を尋ねたら、たまたま彼女の家もその通りにあるとこのことで、的確な指示をしてくれました。
行ってみたら、ごく普通のアパートが立ち並ぶ住宅街。
その一角の新しめの建物の、最上階6階の端っこにあるアパートでした。
乳母車に赤ちゃんを連れたお母さんが持ち主。
Alice というのは、その赤ちゃんの名前でした。
ダイニングキッチンとベッドルームとバスルームに加え、かなり広い廊下というか、屋根付きのベランダというか、そういったスペースがあり、そこがユーティリティー・ルームとして使われていました。
そこにはテーブルと椅子もあります。
そして、その隅にゴミ箱が並んでいます。
持ち主がゴミの出し方の説明をしてくれました。
生ごみ、紙類、プラスチック、ガラスなど5種類に分かれていて、1週間のうちに、それぞれ出す曜日が決まっているところが日本風。
ロンドンの私達が住むエリアでは、普通のごみと、リサイクル用のごみ、生ごみの3種類だけで、しかも、普通のごみとリサイクル用はそれぞれ、2週間に一回しか集めてくれません。
このユーティリティー・ルームには一面に窓があり、そこにはちゃんと網戸も張ってありました。
最上階なので、風通しがよく、午後5時頃、西日が差し込むまでは、エアコンは不要でした。
カラフル・ハウスという名の通り、インテリアは明るい色合いで雰囲気も良かったです。
もっとも、窓から見えたのは周りのアパートばかりで、美しい海を眺めながら仕事をする、なんて都合よくはいきませんでしたけれど。
3時に荷物を取りに行く約束だったので、のんびりする間もなく、急いで町に戻り、荷物を預けていた不動産屋へ。
私達のエアビーは、町の中心から歩いて15分ぐらい離れていましたが、もっと近い所でも20万ユーロ(約2500万円)も出せば、良い物件が買えるといった情報を得て、ちょっと心が動きました。
この不動産屋さんのおばさんが親切にも、私達をエアビーまで送ってくれたのでした。