【2017年11月】イタリア中部のアブルッツォ州で最後に食べたのは、羊の串焼きです。
写真のように、一見、焼き鳥のようですが、これは、この地方名産の羊肉。
ピアネッラという町にあるHosteria Margheritaというレストランに友達の家族が連れて行ってくれました。
この店はこの焼き羊、アッロスティチーニの専門店です。
串には、肉と脂身が交互に並んでいて、一緒に食べて美味。
どんどん進むので、気が付いたら、私は8本食べていました。
我々のグループの中では、友達の15本が最多でしたが。
塩味なので、ビールと合いそうですが、私達はこの地方の若い赤ワインを飲みました。
その前の前菜には、フリーザというブルスケッタによく似たものを食べました。
これはもうちょっと南のプーリア州でよく食べられるもので、ものすごく固いパンを水に浸し、これにトマトやガーリックを摺り込んで、そのうえにトマトやルッコラ、オレガノを乗せて食べる素朴なものです。
この日の昼間に食べたピッツァも紹介します。
これは泊まっていた海辺のペスカーラの町にある「トリエステ」というチェーン店。
ここの特徴はピッツァが、直径15センチぐらいと小さいこと。
小さいからいろいろ味わえるし、少量食べたいときにも便利です。
1950年代にペスカーラで始めて、今ではロンドンのウィンブルドンや、ドバイや、ベトナムのホーチミンにも店があるという話でした。
レストランの紹介ついでに、アブルッツォ州からの帰りにローマで寄ったレストラン、Da Enrico についても少し。
ペスカーラからのバスは、ローマのティブルティーナ駅に到着し、その近所のレストランとして前日、アブルッツォの友達に紹介してもらったこの店へ直行しました。
ここに入ろうとしたときに、店から出てきたおばあさんが「入るの?ここ美味しいわよ」と太鼓判を押してくれました。
シーフードが主な店で、前菜にシーフードの盛り合わせ、メインにはロブスター・パスタを食べました。
味がとても良かったです。
ファランギーナ一本とシャーベットのデザートも入れて、全部で€72(一万円弱)とお手頃でした。