【2014年11月】イタリアで、素敵なレストランに行きました。
ミラノの北約30キロのところにあるカラーテ・ブリアンツァという町の郊外にあるCamp di Cent Pertigh です。
古いヴィラで、部屋がいくつもあり、私達が通された部屋には古い暖炉で火が燃えていました。
このヴィラの一番古い部分は、1600年ぐらいに建てられたもので、その頃は尼僧院だったそうです。
その後、1800年ごろにある貴婦人の手に渡り、彼女がロンバルディアのこの地方らしい農家に仕立て上げられたとか。
現在のオーナーは、1992年にこの土地とヴィラを購入。
その当時には長いこと荒れ放題になっていたため、レストランにするのに4年半もかかったそうです。
でもその努力の甲斐はありました。
環境が素晴らしいだけでなく、食べ物も満点。
つき出しで出てきたクリームチーズとジャム、前菜のハムの盛り合わせや酢の物、メインで私が食べたホロホロチョウと全て抜群の美味しさ。
コーヒーカップに入ったこってりクリームのデザートにも舌がとろけました。
そうそう、ここのメニューは全部、ミラノの方言で書かれていました。
行った日は残念ながら、ざんざん降りで、庭を楽しめなかったので、今度は是非、季節の良いときに訪れたいと思ったことでした。