【2014年6月】イタリアのトスカーナ地方の町、コルトーナへ行ったのは、6月の最初の週末でした。
ここでは毎年、この時期に中世祭りが開催されます。
シニョレッリ広場にたくさん出店が出ていて、売り手は中世の衣装を着ています。
一角ではパフォーマンスも催されていて、たいまつを持った女性たちのダンスが素敵でした。
鷹匠の腕も披露されていたようですが、どうも鷹が高い屋根の上に飛んでいってしまったらしく、人々がぽかんと空を見上げていました。
このお祭り、起源は1397年。
町の明主フランチェスコ・カサーリとシエナの令嬢、アントニア・サリンベーニの結婚を祝ったのが始まりとか。
息の長いお祭りです。
クライマックスは第二週末で、パリオのように、町の5つの区が中世の弓矢の技術を競うのだそうです。