人口: 約4200万人
言語: スペイン語
通貨: アルゼンチン・ペソ
日本との時差: -12時間
国番号: +54
プラグタイプ: Cタイプ、Iタイプ
国旗: 横に水色・白・水色の三層で中央に太陽のシンボル。
日本大使館: Bouchard 547, Piso 17, C1106ABG – Buenos Aires, Rep. Argentina Tel: (+54)-11-4318-8200
航空便: 日本からアルゼンチンまでの直行便はなく、北米を経由して行くのが一般的。所要時間は経由地での乗り継ぎを含み大体24~33時間。
必要書類: パスポート。アメリカ経由で渡航する際は、電子渡航認証システム(ESTA=エスタ)を72時間前までにESTA専用ウェブサイト(https://esta.cbp.dhs.gov/)から行う必要がある。
アルゼンチン共和国は南米で二番目に大きな国で、首都は国際的な大都市ブエノスアイレスです。
23の州と1つの特別区から成り、また、母国語をスペイン語とする国としては南米最大だそうです。
西はチリ、北はボリビアとパラグアイと国境を接し、また首都に近い東側はウルグアイとブラジルに隣接しています。
ブラジルとパラグアイの国境近くにあるイグアスの滝は、アルゼンチンの中でも指折りの観光スポットとして知られます。
その美しさ、迫力は息を呑むほどのものですので、アルゼンチン訪問の際には、是非、旅程に加えてください。(詳しくはこちら)
アルゼンチンの南部の大きな部分を占めるパタゴニア地方には、今からおよそ1万1千年以上前から人類が暮らしていた痕跡が残されています。
先住民たちは主に農業や狩猟、漁業などで生活していました。
何しろ大きな国ですので、アンデス地方はとうもろこし、北東地方はサツマイモといった具合に、作物は地域によって異なりました。
インカ帝国の支配により大幅に発展しましたが、アルゼンチンは北西部の一部が帝国内に組み入れられたのみで、残りのパンパ(草原地帯)やパタゴニアは昔ながらの半遊牧民的な生活が続きました。
続く16世紀頃には多くの「征服者」たちがスペインからやってきます。
征服者たちは、欲望のままに行動し、インカ帝国が虚しくもわずか17年の間に滅ぼされてしまったのをはじめ、その後100年のうちに、原住民の7割が抹殺されてしまったといいます。
それは単に、征服者らの兵器が勝っていたというだけでなく、原住民の多くが、外から持ち込まれた菌に免疫力がなかったせいでもあります。
そうして南米大陸のほとんどをスペイン領として治めることに成功した征服者たちが現在のアルゼンチンの国土の拠点としたのが、首都となったブエノスアイレスです。
彼らは、その土地に眠る莫大な金銀財宝をわがものにし、原住民をほぼ全滅させ、徹底的な植民地化を進めていきました。
このスペイン植民地時代は驚くことに19世紀まで続くこととなり、ブエノスアイレスが1810年、その後1816年に周辺地域が独立を宣言しました。
アルゼンチンの面積は278万平方km、日本の8倍近くに及ぶ大きな国です。
領土が南北に長いため、同じ国でも天候や景色が大きく異なります。
例えば、北部の亜熱帯地域は、高温多湿の夏季と乾燥しやすい冬季を特徴とし、一方でアンデス山脈付近の山岳地帯は、夏は比較的涼しいものの、冬は大雪が降るといった具合です。
また景色も、丘陵、草原、山岳、亜熱帯、湖水地方など様々です。
南米第2位の長さを持つパラナ川や、面積が1410平方キロを超えるアルヘンティーノ湖など、水資源にも非常に恵まれています。
アルゼンチンに訪れる方にまず見てほしいものといえば、やはりタンゴショー。
首都ブエノスアイレスは、男女がカップルで踊る情熱的な舞踊・タンゴが誕生した場所として有名です。
ドラマチックな音楽に合わせた臨場感あふれるダンスを、食事を楽しみながら鑑賞することができます。
また、上質な肉料理もアルゼンチンの魅力です。
レストランのカテゴリーとして、パリージャと呼ばれるステーキハウスが幅を利かせており、地元民の特に男性は「肉が食卓に上らない食事は食事ではない」と考えているほど。
ロモやチョリソーなど、肉の部位の呼び方が日本と異なるので要注意です。
主にメンドーサ地方で作られている、アルゼンチン産ワインもお肉と相性抜群でおすすめです。
イグアスの滝 | バリローチェ | ブエノスアイレス |
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