【2020年8月】イタリアのサルディニア島北西部にある町、アルゲーロに暮らし始めて1週間になりました。
この日はちゃんとゴミ出しもしました。
そして仕事の合間の昼休みに、いつも行くスーパーの先の海を見に出かけました。
この辺りは岩がごつごつしていますが、泳いでいる人も。
海岸線を南にしばらく歩きました。
ホテルなどが建設中・・ですが、建設を始めたらコロナが襲って中断しているといった様相です。
海風が気持ちよく、夫は何度も深呼吸をしていました。
そこからの帰り、海が見えるペントハウスが売りに出ているのに気づきました。
あんなところに住めたらいいなあ、と話して、ネットでチェックしたところ、現在、私達が住んでいるロンドンの家の2倍の広さで、バスルームが3つある豪邸。
それでも、お値段は€650000(約8100万円)でした。
さて、午後も仕事をした後、7時になって、大聖堂へ。
ウォーキングツアーで聞いた鐘楼に上るのが目的です。
ツアーのおかげで、迷路のような旧市街もかなり把握できていて、迷わず行けました。
鐘楼に上るのに一人€3(370円ほど)。
係の人が手に消毒液をかけてくれた上、熱を測ってくれました。
これは全く予想外でしたが、こういう慎重な姿勢は好ましく、安心感を与えてくれます。
狭いらせん階段を上るのですが、それほど長くなく、段数は数えませんでしたが、辛くなる前にてっぺんに着きました。
日没間近の光で、なかなか良い景色です。
アルゲーロの町や港を見下ろせるほか、湾の反対側のカッチャ岬がシルエットになって見えます。
この岬にはグロッタ・ディ・ネットゥーノという鍾乳洞があり、2年前には船に乗って行ったのでした。
もう少し光が赤っぽくなるのを待っていたら、けっこう次々に人々が上ってきました。
混みあうというほどではありませんが、人気のある鐘楼です。
残念ながら、雲のせいで、真っ赤な夕焼けにならずに光が弱まってきたので、諦めて下りました。
旧市街で軽く食べようということになったのですが、大聖堂前にある店に何となく見覚えがあったので、そちらに回ってみました。
すると、やっぱり。
今回、初日に探しまくって見つからなかったピンチョス屋でした。
大聖堂の真ん前だったとは。
SardOa という名前です。
ハモン(スペインのハム)のピンチョ、アンチョビのピンチョを食べ終わった後、カウンターに並んでいた中から、ウナギの稚魚かなと思われる小魚が乗ったピンチョ、アンコウのピンチョを選んで、結局、4つも食べました。
どれも失敗なく美味しかったです。
夫はツナ、干しタラ、ハモン、アスパラガスのピンチョ。
ワインを2杯ずつ飲んで、全部で€46と、とてもお手頃でした。