ひょんなことからお屋敷の特上部屋に泊まる

ひょんなことからお屋敷の特上部屋に泊まる
オスナのお屋敷ホテル、Palacio Marques de la Gomeraの外観
観光客が見上げるホテルの外観

【2021年11月】スペインのアンダルシア地方にあるオスナでは、Palacio Marques de la Gomera というホテルに泊まりました

ここ自体が観光名所ともなっているお屋敷です。

18世紀の建物で、ガイドブックによると、「全国でも有数の美しい夢のような」お屋敷だそうです。

是非ともここに泊まってみたいと思って、予約してありました。

確かに立派なお屋敷で、建物の前では、ガイドに引き連れられた観光客の団体が見上げていました。

オスナのお屋敷ホテル、Palacio Marques de la Gomeraのスイートのベッド
スイートの4柱式ベッド

パティオが素敵です。

チェックインして指定の部屋に入ったのですが、暖房が付きません。

この日の最高気温は予報によると20度でしたが、陽が当たらないところでは、薄ら寒い感じで、暖房が必要でした。

人を呼んで直してもらおうとしたのですが、らちが明かず、結局、部屋を代わることに。

オスナのお屋敷ホテル、Palacio Marques de la Gomeraのスイートを覗く
伝統的な扉から見えるスイート

ところが、この日は他の部屋が埋まっていたようで、スイートしか空いていないといいます。

レセプションの人が「スイートだと追加料金がかかるんですが」と言いましたが、「暖房が付かないのは、そちらの問題でしょう」と言い切って、追加を払わずスイートに泊まることに。

ガイドブックによると、この部屋、No.7は、イタリアの映画監督、フランコ・ゼッフィレッリがオペラ歌手のマリア・カラスの映画「永遠のマリア・カラス」を撮影する際に、ロケーションとして使ったのだそうです

4人が泊れる部屋で、中二階にベッドが二つありました。

私達は2人なので、使いませんでしたが。

メインのベッドは4柱式ベッド。

お風呂にはジャグジーが付いていました。

建物の正面に位置していて、小さいバルコニー付。

「夢のような」というガイドブックの表現は、ちょっと大げさかと思いましたが、これはラッキーな体験でした。

このホテルの部屋はそれぞれ、内装が異なるらしく、これもガイドブックの引用ですが、No.10の部屋は、お屋敷の塔にあって、とてもロマンチックなのだそうです。

一休みした後、すでに開いているはずのレストランを目指して歩きましたが、案の定、まだ閉まっていたので(スペインではネット情報が当てになりません)、ぶらぶらと街歩き。

オスナの街並み
オスナのなだらかな坂道

観光案内所に行き、地図をもらいました。

ここのお兄さんは、未熟者で、いまいち気が利きませんでしたが、基本情報は得られました。

オスナも坂があり、白壁の家々が並ぶ絵になる町です。

目指すレストランが開くまで待ち歩きを楽しみました。